190: ◆GmHi5G5d.E[saga]
2017/11/26(日) 15:26:36.43 ID:HrKXx+5N0
ジャンヌ・ダルク?「フン。こざかしい奴が居たものね……良いわ、バーサーク・ランサー。バーサーク・アサシン。相手をしてあげなさい。久々の強敵よ、楽しみなさい」
白髪の男「……よろしい。では、私は血を戴こう」
仮面の女「いけませんわ王様。私は彼女の肉と血、そして臓を戴きたいのだもの」
バットマン(……真名は何だ。血を欲する王……槍……いや、あれは串? ならば結論は出たようなもの)
バットマン(……恐らくあれはヴラド。オスマンのヴラド三世……ヴラド・ツェペシュ)
バットマン(……ならば、それと並んで血を欲する女は?)
ヴラド「強欲だな。では魂は? 魂はどちらが戴く?」
仮面の女「魂なんて何の益にもなりません。名誉や誇りで、この美貌が保てると思っていて?」
バットマン(……若い娘の血を、自らの美貌のために使う。高貴な喋り方。ほぼ間違いない)
バットマン(バートリ・エルジェーベト。ハンガリー貴族……)
バットマン(つまり、どちらとも、吸血鬼の伝説が残るサーヴァントか)
ヴラド「よろしい、ならば私が魂を戴こう! まさか、血を啜る悪魔となり果てて彼女の美しさが理解できるとは……」
エルジェーベト「ええ。だからこそ感動が抑えられない。……自分より美しいものは許さない。いいえ、それより……」
エルジェーベト「私より美しいものの血は、どれほど私を美しくしてくれるのかしら?」
マシュ「……マスター。敵、戦闘態勢に入りました」ガシャッ
バットマン「構えろ。これしかない」
トゥーフェイス「俺も良いか? 良いよなァ、戦うぜ」
ジャンヌ・ダルク?「……フン、好敵手でも見つけましたか。好きになさい、ただし消えるのは許さないわ」
トゥーフェイス「ハァー、ハァー! バットマン!! ようやくだ!!」ザリッ
バットマン「くっ……」
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