ヒロインの最期
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8:名無しNIPPER[saga]
2017/11/20(月) 19:40:26.28 ID:dPfg/dp20

「その顔、懐かしいわ。困っている癖に、仲間に相談もしなかった貴方の顔。
見飽きるくらい見てきた顔……馬鹿な人。
私が居なければ、今頃どうなっていたのかしらね?」

「ああ……」


きっと、今頃僕は酷い奴になっていただろう。
僕の代わりに君が言い返していたことは覚えている。
僕はそれを見て知ったのだ。

今までの想い、僕が戦う意味と理由……それを選ぶことの勇気。

『戦うことだけがアンタの全てじゃない!』

思い出す……あの言葉で彼女が教えてくれたのだ。

それを選んだ僕は正しかったのか、今でもわからないけれど。
確かに、僕には戦う以外の道があったのだ。
こうして彼女の傍にいるのが答えだ。


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