70: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/11/21(火) 05:29:03.78 ID:Zgmwr4p30
軽く咳払いをして、茂名さんは話を再開した。まぁね、毎回あんな中身の無い質問定例記者会見でぶつけられまくってたらいろいろたまってくるよね。
( ´∀`)「言ってしまうなら、今回のこの視察は半分は僕の身勝手な我が儘です。日本国の国防の要衝を守る“元民間人”がどんな怪物じみた男なのか、世界が危機に陥る中でふと見てみたくなった………というのが一点。
そしてもう一点は、ちょっとした“お誘い”です」
(´Д`)「お誘い……ですか?あ、宮田一士、御茶ありがとうございます」
( ´∀`)「あぁ、ありがとう、ちょうど喉が渇いていたところです………それで、お誘いの内容ですが」
寒い季節にはぴったりな、身体の芯に染みる熱い御茶。猫舌なのもあってふーふーしながら口をつける僕に対し、茂名長官は一瞬で全て飲み干してしまうとすぐに話題を再開した。
( ´∀`)「横須賀司令府で、貴方を本土に招聘し“元帥”に任命する動きが出ていまして」
(;´Д`)・∴∵゚。、「ボバブフゥウウウッ!!?」
そして僕は、激アツの御茶を思い切りひっくり返すはめになrあちちちちちちちちち!!!!?
「何やっとんキミィいいいい!!!?」
丁度指揮所の前まで来ていた龍驤さんが濡れタオル片手に跳んできてくれたお陰で、僕は笑いを堪える官房長官殿の前で醜態を長く晒さずにすんだ。
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