( ´Д`)離れ小島の提督さんのようです
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58: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/11/20(月) 22:48:06.27 ID:uLSpg/zU0
(;´Д`)「えっ、えっ」

「はぁー……年甲斐もなく大笑いをしたのは久し振りです、横隔膜が攣るかと思いました………さて、八頭提督」

戸惑う僕の目の前で一頻り笑い続けた後、目尻の涙を拭いた石田一尉は口角を引き締めて僕を見据える。

決して大柄でも筋肉質でも無いけれど、六年間にわたって深海棲艦と最前線で戦ってきた海の男の眼光に思わず背筋が伸びた。

「海上自衛隊一等海尉として、そして50余年の人生を送ってきた頭の固い中年として二つほど忠告させていただきます。

まず一つ目。才人の“謙虚”は時として他人からは鼻持ちならない傲慢に映ることがある。そうでなくとも、あまり気分のいいものでは無いのでもう少し胸を張っていていただきたい。

そして二つ目。貴方がどんなに自身を卑下して低い評価を下そうとも、我々にとって貴方は頼れる指揮官です。

青ヶ島鎮守府の、提督です」

石田一尉、県一尉、小栗三佐。

龍驤さん、榛名さん、川内さん、瑞鶴さん。

いつの間にか、この会議室にいる全員の目が僕に向けられている。

「“お願い”をする必要なんか無い。民間の出だろうがなんだろうが、貴方が提督であるのなら────ただ、我々に命じてください」

(´Д`)「……………」



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