53: ◆9adxNUF.8s[saga]
2017/11/17(金) 14:05:45.28 ID:0f3ntGS9O
山賊A「パクパク。まっず。味付けほとんどないできそこないだ、食べられないよ。明日うちに来い。ちゃんとしたディナーをご馳走してやる」
エアロスミス「ごめんよ、やっぱり塩胡椒とセロリパクチーじゃ、肉の旨味を十分に引き出せないよね……。しっかりしないと」
冒険者にとって、料理のスキルは必須だった。何しろ唯一の楽しみと言って良いのだ。食べられない料理は、仲間の士気を大きく下げる。山賊は顔をしかめながら唾を飛ばした。
山賊A「お前は本当に料理が下手糞だな。そこだけ直したら完璧なのに。どうだ、うちに来るか? 真のディナーを味あわせてやるよ」
エアロスミス「山賊Aくん、せっかくのお誘いだけど断るよ」
山賊A「そりゃどうして」
エアロスミス「新しい本を仕入れに行かなきゃ。明日の夜に街の広場で、古文書のバーゲンセールがあるんだ」
山賊A「おいやめとけって! お前、街の連中から何て呼ばれてるか知ってるだろ?」
エアロスミス「うん、>>55だよね……」
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