49: ◆9adxNUF.8s[saga]
2017/11/17(金) 12:39:04.17 ID:0f3ntGS9O
エアロスミスは剣の素振りを終えると、緩やかな丘陵を登っていった。丘の上にポッカリと空いた洞穴。それこそがエアロスミスの家だ。周りを高い松の木で囲まれているので、外から家が見えることもない。
エアロスミス「あ、猪がかかってる」
丘の中腹にしかけた罠に、力尽きた猪がかかっていた。木の棒に猪の四肢を縛り付け、担いでみる。小さめの個体ゆえか、優男のエアロスミスでも運ぶことができた。
エアロスミス「よいしょっと」
洞窟についたエアロスミスは、猪を地面に下ろし、すぐに解体を始めた。皮を剥ぎ、内臓を水で洗い、脳みそを砕いて鍋に入れる。
味付けとして輪切りにしたセロリやパクチーも投げ込む。最後に塩と胡椒をひとつまみ。
猪鍋が完成した。
エアロスミス「おいしいな……猪鍋は。でも、僕だけじゃ食べきれないや。君も要るかい?」
>>50「>>52」
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