13:名無しNIPPER
2017/11/16(木) 20:06:03.66 ID:5fkFdj7q0
「あなた…まさか暗がりに紛れて、私に変なことをするつもりなのではないでしょうね。こんなところに連れてきたのも、助けが呼べないようにするためなのかしら」
「んなわけねえだろ。ほら、前見ろ、前」
すぐに目が慣れるはずだ。そうすれば―――――――――――――
横で、彼女が息を呑むのが分かった。
目の前に広がる、満天の星空。上ではなく、前に。
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