神崎蘭子から逃げていた
1- 20
40:名無しNIPPER
2017/11/16(木) 12:30:24.97 ID:sxZEr0ye0
このブランドとコラボできるアイドルはウチの事務所じゃ蘭子くらいだろう。 
 
蘭子が自分の好きなことをありのままにアイドルとして表現した、その結果がこうして実ったことが、心底嬉しい。
 
蘭子が資料を抱えているため、他の仕事をしようかとデスクに向かうと、背後にわずかな引っ掛かりを感じた。
 
振り返ると、蘭子が顔を真っ赤にしながら、スーツの端を摘まんでいた。
 
「先日は饗宴に酔いしれていたが、今宵は地に舞い降り、エデンへと歩を進めるための言の葉を紡ぐべく……ええと……だから、つまり……」

蘭子は口を何度かぱくぱくさせたり、目線を左右に行ったり来たりさせたりしてから、ぎゅっと自身の両手を胸の前で握り込んだ。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
57Res/28.25 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice