神崎蘭子から逃げていた
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37:名無しNIPPER
2017/11/16(木) 12:25:57.03 ID:sxZEr0ye0
蘭子は顔を上げる。
 
深紅の瞳は熱を帯びて潤んでいる。
 
「でも、自分の世界を歌にしたら、みんな応援してくれた……!」

ああ、そうだ。
 
お前は、最高のアイドルなんだ。
  
「私は、このままでいいんだって、私らしくいていいんだって思えたの……! だから……ありがとう……!」
 
泣くな。
 
大の大人が泣くんじゃない。
 
ほら、蘭子だって泣いちゃったじゃないか。
 
わかっていても、目から熱いものが込み上げ、溢れ出し、頬に線を引く。


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