神崎蘭子から逃げていた
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32:名無しNIPPER
2017/11/16(木) 12:20:32.78 ID:sxZEr0ye0
さあ、次は蘭子の番だ。

「今宵は聖誕祭。ミサの幕開けよ」

バッ、といつものように腕を突き出し、こちらに掌を向けるポーズ。

「新たなる堕天使の祝福の日。私は佇まない、ただ進むのみ」

しかし、いつもより腕の振りが小さい。

「蘭子。調子はどうだ?」

蘭子は俺の表情を見て、細く息を吐く。
 
いかん、心配が顔に出ていたか。


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