佐久間まゆ「私の愛しいあなた」
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7: ◆u71RyimI2MeR[sage saga]
2017/11/16(木) 03:27:19.33 ID:ZO9+GKwMo




「……プロデューサーさん…」

 呼びかけても応えてくれる人はいません。口にするたびに愛しくなって、それなのに切なくなってしまいます。
 そんな感情を誤魔化すみたいに温くなったカフェオレを口にしました。一緒にいたときは甘かったのに、今飲んだカフェオレは苦く感じました。

 二人で、ただ……ただ同じように一日を過ごしていたかったのに、と声が聞こえました。それが私の、まゆの言葉だと気付けなくて。手のひらに落ちた水滴の生暖かさでそれがようやく私の言葉だったのだと気付けました。



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