31: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2017/11/16(木) 01:16:16.95 ID:4TBLGcT+0
○
次の日、約束の時間の十分ほど前に窓から家の外を見やると、見慣れたプロデューサーの車が停まっていた。
きっと、あと五分もしたら着いたことを連絡してくるのだろうな、と思い、準備を済ませて玄関で待機した。
予想どおり、きっかり五分前にプロデューサーからの着信があたしのケータイに入る。
すぐに出るのは見計らっていたと思われてしまうかもしれない、と少し待ってダイヤルボタンを押した。
「もしもし?」
「あ、着いたよ。家の前」
「んー」
通話が終わり、ケータイを鞄にしまって家を出た。
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