【安価】男「俺はこの能力で成し遂げてみせる!」
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18:名無しNIPPER[saga]
2017/11/20(月) 23:40:30.10 ID:tsnVp0RT0
<放課後>
男「…………駄目だ」
男(自分の机に突っ伏して落ち込む俺)
19:名無しNIPPER[saga]
2017/11/20(月) 23:41:07.52 ID:tsnVp0RT0
男「っ……どこまで歩くつもりなんだ女さんは」
男(女さんを追って歩くこと約二時間。やってきたのは……)
男「町外れの森……?」
20:名無しNIPPER[saga]
2017/11/20(月) 23:41:35.45 ID:tsnVp0RT0
女「………………」
男「やっぱり……」
21:名無しNIPPER[saga]
2017/11/20(月) 23:42:53.33 ID:tsnVp0RT0
男「改めて聞くけど、どうしてこんなところに来たんだ?」
女「………………」
男「確かこの先は昔事故があって危険だから封鎖された村があるんだよな」
22:名無しNIPPER[saga]
2017/11/20(月) 23:43:19.76 ID:tsnVp0RT0
男「………………」
女「………………」
男「………………」
23:名無しNIPPER[saga]
2017/11/20(月) 23:43:47.76 ID:tsnVp0RT0
女「想像は付いてるだろうけど、私はこの先の村の出身」
女「今でこそ立ち入り禁止になっているけど、昔は普通な村だった」
男「だったら……どうして?」
24:名無しNIPPER[saga]
2017/11/20(月) 23:44:15.91 ID:tsnVp0RT0
男「話してくれてありがとう」
女「…………別にあんたのためじゃない」
男(過去を語ってくれた女さんだが、別に俺に対する態度が変わったわけじゃない)
25:名無しNIPPER[saga]
2017/11/20(月) 23:44:41.49 ID:tsnVp0RT0
女「本当は……村があった場所まで行きたいけど……」
女「まあ……ここからでも祈りは届くだろうし」
女「みんな……そんなに心の狭い人たちじゃなかったから……」
26:名無しNIPPER[saga]
2017/11/20(月) 23:45:14.09 ID:tsnVp0RT0
男「別に立ち入り禁止といっても、この先が危険な訳じゃないんだろ? 事故も十年前なわけだし」
女「それでも……ルールなわけだし」
男「管轄している人がいないルールになんて従う必要ないって」
27:名無しNIPPER[saga]
2017/11/20(月) 23:45:47.08 ID:tsnVp0RT0
女「い、今……一体何が……」
男「俺が生まれつき持ってる能力でな、触れた物の鍵を開けることが出来るんだ」
女「能力って……何言ってるの? そんなの理屈が……」
28:名無しNIPPER[saga]
2017/11/20(月) 23:46:16.00 ID:tsnVp0RT0
<数分後>
女「……付いてこなくていいのに」
男「いやいや、あそこでお別れってそっちの方が無しだろ」
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