28:名無しNIPPER
2017/11/14(火) 21:22:37.87 ID:COrg8fh60
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マット「ワオ、すごい...」
シャーニー「ここでは本格的に実験をしているの、特に医療方面でね」
クリストファー「ああ、あまり研究内容を公表はできないが、サメのDNAや血液の成分を取り出し、その機能の仕組みから薬として培養するまでの経過をここで行っている」
マット「なるほど...このネジのような機械は?」
クリストファー「ああ、鮫を落ち着かせるためのものだよ。鮫から血液を採取する時に頭部へこれを備え付けて、麻酔を打つ前にこれで大人しくさせるんだ」
マット「そんなものまであるのか...」
クリストファー「時代は常に進歩しているからね」
マット「このガラスのケースで鮫を?」
クリストファー「ああ、実験を行う時にそこへ鮫を入れるんだ、下は海中の飼育区域に直接繋がっている」
マット「まるで映画のセットでも見ているような気分だ...」
シャーニー「分かるわ、私もここへ連れてこられた時は機械の多さに驚いたもの」
クリストファー「おそらくここが鮫専門の研究施設としては、最高の場所と言っていいだろう」
シャーニー「...あ、ごめんなさい、そろそろ見学の再開時間ね、行きましょうマット」
マット「ああ、そうだね。ありがとうございました、博士」
クリストファー「いや、こちらこそ、またここへ来るといい、刑事さん」
マット「ええ、それじゃあまた」
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