13:名無しNIPPER[saga]
2017/11/13(月) 18:54:19.57 ID:AW4FyFFm0
なんじゃい、その格好は。
「いえ、うう……」
スニーカーに白ソックス。紺のハーフパンツに白の名前入りの半袖……つまりは体操服だ。
額にはしっかりと赤ハチマキが巻かれている。運動会かな?
「ゆかりちゃんと法子ちゃんに話したら、これ着ていけって、プロデューサーさんが喜ぶだろうって……」
俺の評価……。涙が出そうだ。
いいよもう好きにしてくれ。体操服も好きだよ俺は。
ぱんっと両頬を叩いて有香が気合いを入れる。凛々しい顔が現れた。
やる気十分といった具合である。赤色のハチマキが音もなくなびいていた。
「プロデューサーさん、次の技は何ですかっ!」
しゅしゅっと突きを繰り出しながら彼女が聞いてくる。
こんなに乗り気だと逆に困ってしまう。きっとがっかりさせることだろう。
今日教える技は、打撃技でもなければ回避技でもない。もちろん防御技でもない。
ただひたすらに後退する、いわゆる逃げ技なのだから。
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