15: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2017/11/11(土) 04:59:45.94 ID:7dEEEPCG0
――――それから十数時間後。
青葉「――といった感じで取材した成果がこちら! どーぞ指揮官読んで読んで!」
Aグループに選ばれたメンバーの取材を終えた青葉は、自身も驚くほどの早さで記事を作り上げ、それを指揮官に提出していた。
上位3名の取材を終えてからは、他のメンバーを捕まえるのに苦労したが、それを指揮官に語るつもりは青葉にはなく、
ただ自分の取材の成果の感想を聞きたいつもりで指揮官のもとを訪れたというのに。
青葉「……え? これだけの人数の取材お疲れ? ……もう、そういうのいいってのに」
最初に取材したこと事態を褒められてしまうと、思わず顔が赤くなってしまう。記者として当たり前のことをしただけだが、
それでもやはり誰かに認めてもらえるのは心地よいことだ。
青葉「そんなことより、ほら、記事を読んでもっと艦隊の子のこと知ってあげてよ。いい子いっぱいいるよ〜」
青葉「サンディエゴさんとか指揮官に対してぐいぐい迫る……え? 建造でよく会うから知ってる? そっか」
青葉「ならほらレナウンさんの記事どう? 真面目に取材受けてくれたんっすけど回答がちょっとズレてておもしろ……知ってる?」
青葉「えーとえーと、だったらサラトガさんの今後のいたずら予定の記事なんか……も分かってる!?」
しかし取材して特に読んで欲しかった内容を、指揮官が次々と知っていると反応する度に青葉は困惑し、同時に一つの
嫌な予感を覚える。
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