5:名無しNIPPER[saga]
2017/11/11(土) 00:19:45.16 ID:wevA400bO
黒猫さんは怪我が治るまで、事務所で療養できるようになりました。プロデューサーさんが色々なところに掛け合ってくれたみたいです。
福利厚生?人格形成?がなんとかって言いくるめたんだって。
「ネコちゃんはどこにゃ!」
「お、騒がしいのが帰ってきたな」
「みくちゃん、まずは手洗いうがいしてね」
「はい、ちひろさん!」
黒猫さんは早くも事務所のアイドルになっていました。
「ねーねー藍子ちゃん、この子なんて名前なの?」
みりあちゃんが黒猫さんを撫でながら聞きました。
「そういえばまだ決めてなかったかも…美穂ちゃん何かある?」
「えっ?そうだなぁ…私はずっと黒猫さん、って呼んでたけど…」
「美穂ちゃんも?実は私もなの♪」
「あー!おそろいだー!」
黒猫さんは何事にゃ?と、キョロキョロ私たちを見回しています。
「じゃあ…黒猫さんで♪改めてよろしくね、黒猫さん」
「えへへー、黒猫さん♪よろしくー!」
私たちの言葉がわかるみたいに黒猫さんはにゃあと返事をしました。
「ふふ、黒猫さんもよろしくだって」
「え!?美穂ちゃん、黒猫さんの言ってることわかるの!?すごーい!」
「え、あ、そのっ」
目線で藍子ちゃんに助けを求めたけど…
「く、黒猫さん、よしよーし」
あ、藍子ちゃん〜!
「藍子チャン!みくにも撫でさせて〜!」
みくちゃんが来てくれたおかげでうやむやになったけど、あとでみりあちゃんに、
「ほんとは美穂ちゃんが黒猫さんの言葉わからないって知ってるよ、えへへ」
って言われました…。ほんとにかわいい小悪魔です…。
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