14:名無しNIPPER[saga]
2017/11/11(土) 00:38:24.76 ID:wevA400bO
「お会計してくるから先に車に乗っといてー」
「「はい、ごちそうさまでした」」
2人で車に向かいながら楽しかったねーと話していると藍子ちゃんが改まって言いました。
「美穂ちゃん、本当にありがとう。私、黒猫さんが急にいなくなって、心にぽっかり穴が空いたみたいになっちゃったんです」
黒猫さんの編みぐるみをぎゅっと抱きしめて藍子ちゃんは続けました。
「でも美穂ちゃんの優しさが埋めてくれました。私、美穂ちゃんと出会えて本当に良かったです♪」
「藍子ちゃん…ううん、私はいつももらっている分お返ししたかったの。私こそ、藍子ちゃんに出会えて良かったよ、えへへ」
お互い照れくさくなって少し笑いました。
「明日からもよろしくお願いしますね」
「うん!それにしても…泣いてる藍子ちゃんも可愛かったよ♪」
「そ、それは…もう、ふふっ」
もう藍子ちゃんはいつもの藍子ちゃんでした。私たちの…私の大好きな、いつもの藍子ちゃんです。
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