【安価完結】高木社長『直訴状…』春香『…はい！』【アイマスSS】-SS速報VIP

【安価完結】高木社長『直訴状…』春香『…はい！』【アイマスSS】

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4:1 ◆sTdlqze1kE
2017/11/10(金) 20:53:18.26 ID:4+7BEyFo0
高木社長「すまないね…」

P「いえ、実は遅かれ早かれこうなる事は分かっていたので」

小鳥「プロデューサーさん…」

P「ははは…モテモテってやつですかね？でも本当にすみません、社長」

高木社長「うむ…良きライバル、良き環境、欲しいものが合致してしまった以上仕方ないのかもしれないが…」

P「所属アイドル同士で…競い合う姿をお見せするのは心苦しいです」

小鳥「でも、抜け駆け禁止をちゃんと守って、そして誰か一人の幸せを考えられる様になったからこその今回、なんですよね？」

P「だと思います、よく綱渡りの状態でここまで来たと思いますよ」

高木社長「キミを諦めること、それも前に進むための方法だと言うことなのだろうね」

P「えぇ、俺はもうあいつらに”先”を提示することが出来なかった」

P「我ながら化物級のアイドルを、いや律子もですけど作り上げてしまったので」

小鳥「それで、企画、どうするんですか？」

P「正直、俺には見当もつかないです。無理だと思ってるのは本当です。」

高木社長「うむ、審査員。これが一番の問題点だろう。種目はくじ引きでも…」

P「あいつら運もパラメータ振り切ってますよ」

高木社長「そこはキミが引き給え…審査員は彼女達自身でどうかね？」

P「…なるほど、でも、いやそうか…」

小鳥「一人で納得しないで！全然分かりませんから説明して下さい」

P「つまり…出場してないアイドルに評価させる、ということですか」

高木社長「うむ、765プロには12名のアイドルと律子君がいる。二人ずつの出場なら必ず奇数となるわけだ」

P「でもその方法だとシードが出てしまうわけですが」

高木社長「シードもキミが引き給え」

P「俺が…きっついなぁこういうの」

高木社長「キミは本当に良いのかね？意中の相手とかいないのかね？」

P「本音で言うとあいつら全員が好きですし、誰が残っても俺は幸せになれると確信してます」

P「あと…ですね……」

小鳥「？」

P「大事になってしまったのは申し訳ないんですけど、プロデューサーとしては誰が一番になるか非常に楽しみです」

小鳥「ぴよぴよ？(どういうことですか？)」

P「オーディションに出しても敵がいない、身内で争わせない」

P「いつしか負けを経験しなくなったウチのアイドルで1番は一体誰になるのか」

P「…正直ワクワクしてる自分もいるんです、余興、なのかもしれないですけど俺にとってそこはかなり楽しみです」

高木社長「キミがその一番を持っていくというのも、私としては思う所もあるが…。」

高木社長「アイドルを育て上げた一番の功労者はキミだからこそ、認めるしかないのだろうね」

P「すみません…」

小鳥「じゃあ、細部を決めていきましょう。プロデューサーさんの要望はなるべく盛り込めというのも出てますしね。」

高木社長「なるべく意見を出してくれ給えよキミィ」

P「頑張ります」

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