14: ◆cgcCmk1QIM[saga]
2017/11/10(金) 12:19:02.04 ID:x4RVEtCJ0
菜々「え、今泣くような話でしたか?ほたるちゃん何も悪いことしてないですよね!?」
ほたる「ごめんなさい…」
ほたる(私はわんわんと泣きました)
ほたる(『本当に変身したみたい』。自分の言った言葉が、よみがえります)
ほたる(きらきらをただのプラスチック片にしたのは、私でした)
ほたる(ちいさなプラスチックがそのとき、私には『アイドルということ』そのものに見えました)
ほたる(ただのプラスチックを、それを承知で本物にしようとしていた、菜々さん)
ほたる(その笑顔がとても眩しくて、遠くて)
ほたる(どれほど走れば、そこに近づけるのか解らなくて)
ほたる(私はその日、いつまでも泣いたのです―――)
(おしまい)
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