一ノ瀬志希「キミが死んだら、その死体はあたしが欲しいな」
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33: ◆G4Z1KppkgXoT
2017/11/13(月) 07:19:45.15 ID:wsY+cHh8O
【22】


志希「私は母と離れるべきだと思い、父とともに海外の大学に行きました」

志希「大学ではほとんど友達を作れませんでした」

志希「外国人であること、私より年少の学生や普通の大学生との年齢格差などは問題ではなく」

志希「私が私自身の人格をよくわからなくなり、不安定になっていたからです」

志希「母にはありのままで、と言われましたが、素の自分が他人に接すれば、また嫌われるのではないかと思いました」

志希「そもそも本当の自分が何者かさえわからず、思春期の精神不安定も重なり、私は人を避けるようになりました」

志希「単位を気にしなくなり、父が大学に用意させた、研究室という名目の私の私室にこもりきりになりました」

志希「そこで自分の研究に没頭するも、誰かに甘えたい、優しくされたいという欲求は日に日に高まっていきました」

志希「ネコをかぶることこそが、私の人格だと気付く頃。私は人に甘えたいがために研究室を悪用するようになりました」


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