13: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/11/08(水) 04:06:39.72 ID:08pW5gpZ0
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「……で、オチは?」
「え?」
「いや、だからその夢の話のオチだよオチ。一人きりになってから、琴葉は一体どうしたのさ」
まるで話が見えないと、プロデューサーが首を捻る。
私はそんな彼にコーヒーのカップを渡しながら。
「だから、そこで目が覚めたんです。よくあるじゃないですか。怖い夢を見てる時は、本当に怖くなった瞬間飛び起きるって」
「ほう」
「つまり、その……と、飛び起きちゃったワケですよ。だから、この話にオチも続きもありません」
朝の事務所のワンシーン。
泊まり込みの仕事だったという彼は眠気覚ましのコーヒーを飲み、「うん、苦い」と満足そうな声を出した。
私も自分のマグカップに入れたコーヒーを持って彼の対面のソファに腰かけると。
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