270: ◆MY38Kbh4q6[saga]
2017/12/01(金) 23:28:36.75 ID:VmvplbzM0
しかし、エリカは未だに"副"隊長止まりである。
先述の通り、私が長らく隊長の座に居続けたことが原因である。言うまでもなく私の失態ではあるが、そうなったのにはいくつか理由がある。
全国トップクラスの実力を持つ黒森峰の、更に頂点という隊長に就いた私の自己保身的なもの。
その隊長を誰かに譲渡したことによる黒森峰の弱体化・衰退の可能性を恐れていること。
そして何より、優勝常連校の隊長という並々ならぬ重圧で誰かが潰れることを防がなければならないこと。
だから私はじっくり時間をかけて次世代の王者を担う者を探していた。
そしてそのニーズに答えたのが、今私の横でカレー皿にご飯をよそうエリカだった。
つい最近までは虎の目をしていたエリカだったが、事故による負傷で戦力外となったことで、黒森峰には実質次期隊長が不在となってしまった。
…確かに赤星や直下を臨時の"副隊長補佐"として任命した。だが、あの二人もエリカと比較するとまだまだ不十分だ。
エリカの戦線離脱はチームの弱体化どころか、黒森峰の存続に関わるほど致命的なものと言える。
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