269: ◆MY38Kbh4q6[saga]
2017/12/01(金) 23:24:11.80 ID:VmvplbzM0
その答えは来年、みほや他の同級生が最上級生となった時にわかるだろう。
各校は少しずつ世代交代への準備を進めている。私もエリカにティーガーIを託す時が必ず訪れる。
だが、エリカはみほや知波単の西と違って"後発"だ。それは私が長く隊長の座に居座りすぎていたせいでもある。
みほは大洗の隊長として元から持っていた才能を更に昇華させ、その上大学選抜チーム戦ではかつて戦った強豪校たちを率いて勝利した実績もある。
知波単学園の西も二年生でありながら既存の戦術に疑惑を抱き、戦術の改革を試みていると聞いた。
この両名はどこの学校の同級生よりも早い段階から「隊長」を経験している。
指示を出すだけが隊長の責務ではない。隊長はその学校の顔であり全てと言って良い。
試合の戦績、部下の育成、不祥事の引責…。それらは全て隊長が一人で背負っていく。
たとえ仲間の支援があったとして、最終的にすべてを抱え、興廃を懸けた決断をしなければならない。
全員が明後日の方向を向く中、自分ひとりだけが真逆に進めと言わなければならないこともある。
卒業生や在校生との板挟みとなり、二進も三進もいかなくなることだってある。
それら隊長としての宿命を何処よりも早く引き受けてきたのがこの二名だ。
隊長とそれ以外の一般生徒とでは得られる経験値が全く違う。そしてその隊長としての経験の差が試合において如実に反映される。
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