547:名無しNIPPER
2020/07/02(木) 20:16:45.09 ID:xBNddiV40
その感触で正気に戻り、お兄さんの顔を見つめる事無く、
我ながら物凄い勢いで台所の奥へと駆けだした。
この状態で目が合ってしまえば、きっと息が出来なくなる。
どうしようもないほどに心拍数や脈拍が上がってしまうけれど、
これはきっと、悪い症状ではないのだと、自分に言い聞かせる。
「お兄さん! 今日の晩御飯は何がいいですか!?」
「え、あ、じゃあ、ハンバーグで……」
「承知しました!いっぱい作りますね!」
「おおぅ、急に元気になったね、サンディ……」
「はい、もうずっと元気です!!!」
貴方が居てくれるから、私は元気でいられます。
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