258:名無しNIPPER[saga]
2017/12/12(火) 04:59:33.85 ID:sLz/PBVL0
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それから大晦日を越えて、年の始めの元日を迎えた。
明けましておめでとうございます。
二人でそう伝えあい、年越し蕎麦というものを食べる。
お兄さんお手製のお蕎麦は薄口でとても美味しかった。
鐘の音が鳴り響く境内、深々と降る雪の中を参拝する人々がテレビに映される。
とても厳かに感じるが、それ以上に私が感じているのは眠気だ。
時間を見ると午前零時を少し跨いだあたり。
お兄さんの下でお世話になって以来、こんなに遅くまで起きているのは初めてだ。
先に眠る旨をお兄さんに伝えると、明日はごろごろ過ごすから好きな時間に起きていいとの事。
お兄さんはしばらく夜更かしをしてテレビを見るらしい。
おやすみなさい、と私は先に伝えて就寝。
彼がいつ潜り込んできても良いように、お布団を温めておくのだ。
そして次に目が覚めたのは、午後三時。
久しぶりに飛び起きる。いくらなんでも寝すぎてしまった……。
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