216:名無しNIPPER[saga]
2019/08/25(日) 17:58:15.82 ID:AAdq5sgSO
クルーヤ「ま、でも、悔しいからボクも言わせてもらうよ」
クルーヤ「バハムート、君は一人の女性への愛を貫いたために神である資格を失った。その身勝手な行動は幻獣という一種族を統べる者としてどうなのかな?」
クルーヤ「ボクと同様、君の行動もまた守られるべき摂理というものを無視した行為だ」
バハムート「……何故それを知っている」
クルーヤ「ふふん、ボクの精神波を見くびらないでもらいたいね。君とタカネちゃんのラブラブな戦いは全てお見通しさっ」
バハムート「フン……出歯亀はお互い様、ということか」
バハムート「だが、『我が儘と言われようと大切なものは己の中に在るもの』なのであろう?」
バハムート「先刻お前が独りごちた言葉だぞ」
クルーヤ「うっ……それは……」
バハムート「我は躰の底から湧き上がる衝動に身を委ねただけだ」
バハムート「後悔も罪悪感も無い。在るのは、愛という至上の喜びを知ることができた感謝のみだ」
クルーヤ「……ちぇっ、いい顔ですっかり開き直っちゃって」
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