213:名無しNIPPER[saga]
2019/08/25(日) 17:50:23.89 ID:AAdq5sgSO
クルーヤ「やれやれ、すっかり油断していたよ」
クルーヤ「ボクたちの戦いをずっと見ていたのかい?」
バハムート「冥府への道中退屈すると思ったのでな。お前の用事が終わるまで待っていたのだ」
クルーヤ「そうか……そういえば君も死んだんだったね」
クルーヤ「ボクも長いこと現世に留まり過ぎた。きっと長い輪廻が待っているんだろうなぁ……」
バハムート「如何に我でも六道輪廻に干渉することは出来ぬ。次に人間界へ生を受けるのは、百年先か、或いは千年先か……」
クルーヤ「はぁ…………。まあ、仕方ないか」
バハムート「しかし、とんだ三文芝居だったな」
クルーヤ「……何がだい?」
バハムート「世界を守るのが自分の信念、か。……クククッ!」
バハムート「惚けているつもりだろうが敢えて言わせてもらう。それはお前の信念などではない」
バハムート「聖騎士となった者が等しく背負う宿命だ」
クルーヤ「………」
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