P「ゲームの世界に飛ばされた」FINAL3
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114:名無しNIPPER[saga]
2018/06/06(水) 20:00:15.22 ID:n8icgLMRO
ー 次元のはざま ー


クルーヤ「……さて、ハルカにはこれから新たな聖剣技を教えようと思う」

春香「はいっ」

春香「……あれ? でも、聖剣技って4つだけじゃなかったんですか?」

クルーヤ「ああ。君にはまだ教えていない技が一つだけあるんだ」

クルーヤ「そしておそらく、その技を使いこなせなければ、君たちはコトリさんには勝てない」

春香「!」

クルーヤ「ハルカ、準備はいいかい?」

春香「………」

クルーヤ「……ハルカ?」

春香「……すみませんお父さん。その前にちょっといいですか?」

クルーヤ「ああ、何かな?」

春香「お父さんは、少しの間小鳥さんと一緒にいたんですよね?」

クルーヤ「そうだね。試練の山で君と別れ、君たちがここへやって来るまでは、ボクはずっとコトリさんと共に行動していた」

クルーヤ「とはいってもまあ、ボクだけじゃなくてバハムートや親衛隊のみんなも一緒だったんだけどね」

春香「その時のこと、聞かせてほしいんです」

春香「小鳥さんは今までどんな風に過ごしていたのか、私たちの誰も知らないから」

クルーヤ「そういえば、詳しくは知らないけど君たちはコトリさんと知り合いなんだっけ?」

春香「……はい、知り合い……です」

クルーヤ「ふーむ……」





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