盗賊「勇者様!もう勘弁なりません!」
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62: ◆CItYBDS.l2[saga]
2017/11/19(日) 07:59:30.37 ID:A5nbTyvS0


盗賊「しかし、陛下の発言は議会にも強い影響を持つと聞いております」


大臣「まあ、半分正解だ。陛下がその影響力を発揮できるのは、議会の内の衆民院においてのみだ」


大臣「陛下がこれまで行ってきた改革は、臣民の意見をより多く取り入れるもの。当然、衆民院からの支持を得られるのも当然だ」


大臣「だが一方で、権力構造の変革を望まない貴族たちにとっては陛下は疎ましい存在なのだよ」


盗賊「つまるところ、大臣は何を為すおつもりなのですか?」


大臣「私は、ただな。ただ、この国をより良くしたいだけなのだ。」


大臣「私自身の手によってな」


はぐらかされたか、滑らかになった舌から何か真意が出てこないものか
盗賊の淡い期待は、あっさりと裏切られた

実のところ、自身の父親のことは気にもかけていない


盗賊(父さんなら、そのうち飽きたら牢を破って逃げ出すだろう)


彼女に盗賊のスキルを授けた、張本人である父を信頼してのことである
では、彼女は何故大臣の手駒に甘んじているのか
それは、宝物庫に閉じ込められた勇者補助係の仲間を思っての事であった


盗賊「宝物庫には、一体何が隠されているのですか・・・?」


大臣「それはまだわからん。だが、王家が終焉を迎えるほどの何かがあったことは確かなのだ」


大臣「そして、その手掛かりは今、我が配下である勇者補助係によって押さえられている!」


大臣は再び、盗賊へと眼差しを向ける
その目には、炎のように熱く強い意志がメラメラと宿っていた



大臣「盗賊よ!何としても、中と連絡をとる手段を考えるのだ!」


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