58: ◆CItYBDS.l2[saga]
2017/11/19(日) 07:57:36.67 ID:A5nbTyvS0
遊び人「では、僭越ながら私が読み上げましょう」
商人「ん、よろしく!」
商人「ってなるかボケ!」
賢者「遊び人ちゃん・・・旧字を読めるんですか?」
遊び人「ええ、わたくし詩歌も嗜むものですから。旧字も扱えますのよ」
商人「あ、遊び人のくせに?」
賢者「ちょっと気になっていたのですが、遊び人さん言葉遣いがちょっとアレですよね」
遊び人「あら、ごめんあそばし」
賢者「もしかして、どこかの貴族の御子弟なのでは?」
遊び人「・・・まあ、そうです」
遊び人の表情が陰る。探られたくない腹であることは明らかであった
騎士は、その表情を見逃さない
急な人員の削減、にもかかわらず同日中に補充される人員
幼い容姿に、その仰々しい言葉遣い、そして役人にあるまじき遊び人の採用
全てが、遊び人の採用が縁故によるものだと物語っていた
なれば、世渡りに長けた騎士のとる手段は一つであった
それは、『藪はつつかない』ことである
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