【FGO】マシュ「協会からの、査察……ですか?」【レンタルマギカ】
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名無しNIPPER
2017/11/05(日) 16:48:50.33 ID:lKXwV95n0
「人理の焼却と修復に関する、大まかな報告は私も確認いたしました。
7つ時代の特異点。それらに呼応する魔神たち……」
「正確には、全部の特異点で魔神柱と戦ったわけではないけど……」
以下略
AAS
8
:
名無しNIPPER
2017/11/05(日) 16:52:11.12 ID:lKXwV95n0
「フラウロス……あるいはハウレス。ソロモン王の魔神の名は、魔導書ごとで微々たる部分に違う事がありますけれど――
そう名乗った魔神柱が貴方たちにとっての転機と言うのならば、これ以上の皮肉はありませんわ」
「?」
以下略
AAS
9
:
名無しNIPPER
2017/11/05(日) 16:54:30.53 ID:lKXwV95n0
「第三特異点、海と孤島の世界に現れた魔神柱は、報告書によればフォルネウス、だとか?」
「ああ、そうそう。あん時はイアソンが確か無理矢理魔神柱に変えられたんだっけか。
アレもろくでもない奴だったけど、一瞬だけ同情したかな」
以下略
AAS
10
:
名無しNIPPER
2017/11/05(日) 16:56:18.66 ID:lKXwV95n0
仕方がないと、諦めようとしたときドアが開く。
「おう、坊主。邪魔するぜ」
「あ、クー・フーリン……キャスターの」
以下略
AAS
11
:
名無しNIPPER
2017/11/05(日) 16:58:48.85 ID:lKXwV95n0
――トレーニングルーム
「多少は暴れても大丈夫なようにできてる、んだったっけ?」
「なるほど。呪波汚染の対策もしてあるようですわね」
以下略
AAS
12
:
名無しNIPPER
2017/11/05(日) 17:02:09.01 ID:lKXwV95n0
掛け声を聞くと同時に、アディリシアは真鍮の壺を取り出し、呪文を唱え始める。
「……I do strongly command thee, by Beralanensis,Baldchiensis,――
来たれフォルネウス!二十九の軍団を支配する侯爵!」
以下略
AAS
13
:
名無しNIPPER
2017/11/05(日) 17:03:51.29 ID:lKXwV95n0
「ほほう?慣れないなりに本気を出したつもりだったが、どうやら甘く見ていたらしいな」
「生憎と、その手合いは慣れておりますので……」
クー・フーリンは、続けて幾度かヤドリギの矢を投擲するも、フォルネウスは器用によける。
以下略
AAS
14
:
名無しNIPPER
2017/11/05(日) 17:05:47.56 ID:lKXwV95n0
(なるほどな。人間の魔術師としては天才ってレベルではあるが……
こんなもんか――ッ!?)
雷光が収まった刹那、クー・フーリンの視界に飛び込んできたのは巨大な剣であった。
以下略
AAS
15
:
名無しNIPPER
2017/11/05(日) 17:07:07.10 ID:lKXwV95n0
「――つまり、俺の負けってわけだ。瞬間的で不安定とはいえ、英霊を超えるとはな」
「どの口がおっしゃいますの?これを私の勝利と言うのなら、屈辱以外の何物でもありませんわ」
アディリシアは座り込んで、クー・フーリンが杖を突き付けている。
以下略
AAS
16
:
名無しNIPPER
2017/11/05(日) 17:09:05.43 ID:lKXwV95n0
「最初にルーンは無し、っつったからな。
ゲッシュでなかろうと、男が口にしたこと違えてたら価値が下がるってもんだ」
「だとしても、こんな勝ちなど拾えませんわ」
以下略
AAS
17
:
名無しNIPPER
2017/11/05(日) 17:10:23.20 ID:lKXwV95n0
アディリシアの輪郭がブレて、雄牛や山羊の頭が肩に浮かぶように見える。
「つっても、短時間でも相当に無茶をしたみたいだな。ほれ、パナケアだ。
その度胸に免じてくれてやる。使い方とかは、分かるだろ?」
以下略
AAS
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