3:名無しNIPPER[sage saga]
2017/11/04(土) 17:28:49.85 ID:8zKoEqEk0
それは早朝の話でした。
レッスン前に打ち合わせをするためにかなり早い時間に事務所に行きました。
4:名無しNIPPER[sage saga]
2017/11/04(土) 17:29:25.02 ID:8zKoEqEk0
ですが開けようとする手が止まってしまい、色々なことを考えます…。
「…これは…ダメですね…」
5:名無しNIPPER[sage saga]
2017/11/04(土) 17:30:19.91 ID:8zKoEqEk0
「よっ、森久保」
「ひゃあああああ!」
6:名無しNIPPER[sage saga]
2017/11/04(土) 17:32:00.53 ID:8zKoEqEk0
さっきの出来事がなかったように打ち合わせが始まりました。
7:名無しNIPPER[sage saga]
2017/11/04(土) 17:32:45.11 ID:8zKoEqEk0
「ねぇねぇプロデューサー!」
「んー?」
8:名無しNIPPER[sage saga]
2017/11/04(土) 17:33:31.65 ID:8zKoEqEk0
打ち合わせが終わる直前にひとつの疑問を投げかけました。
「森久保のことは下の名前で呼んでくれないんですか?」
9:名無しNIPPER[sage saga]
2017/11/04(土) 17:34:10.30 ID:8zKoEqEk0
時間はどれくらい経ったのだろう。
少しなのか長く考えていたのかわかりませんが
プロデューサーさんは吹っ切れたように顔をあげて
10:名無しNIPPER[sage saga]
2017/11/04(土) 17:34:58.52 ID:8zKoEqEk0
「あの、乃々…」
「なんですか?」
11:名無しNIPPER[sage saga]
2017/11/04(土) 17:35:53.63 ID:8zKoEqEk0
まただ…
痛い、胸が痛い「アイドル」ってなに、なんなんですか?
この人はいつもそうだ、「アイドル」の事を一人の人として見ていない。
「私」を見てください、プロデューサーさん。
12:名無しNIPPER[sage saga]
2017/11/04(土) 17:36:44.09 ID:8zKoEqEk0
「今後は絶対、乃々呼びをして下さい。」
「…へ? ま、まぁ乃々がそれでいいならそうするが…」
13:名無しNIPPER[sage saga]
2017/11/04(土) 17:37:16.95 ID:8zKoEqEk0
「「森久保」は行きたいとこがあるので付いてきてください。」
「……?」
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