7:名無しNIPPER
2017/11/04(土) 22:19:55.52 ID:MCSdzxIEO
穂乃果(あれ?ことりちゃん?今、目が合ったよね?いつもだったら助けてくれるよね?)
ことり「……」
頼みの綱であることりが助けてくれない。ここで、穂乃果は他の作戦を考える事にした。
穂乃果(ことりちゃんが助けてくれないなら他に何か考えないと。えっと…何か…何か…)
「ことりが助けてくれない」。穂乃果にとって予想外のこの出来事が穂乃果の心にダメージを与え、思考を鈍らせる。
穂乃果(えっと…えっと…あ〜、ことりちゃんが助けてくれない。いつも、助けてくれるのに。もしかして…ことりちゃんに呆れらちゃった?いつも優しいことりちゃんに…あぁ、やばい、泣きそう)
最早、穂乃果にとって漫画の続きの事などどうでもよくなっていた。
海未「ですから」ガミガミ
穂乃果「…」
当然、海未の説教も聞いていない。ただ、涙目でことりを見つめる。その視線にことりも気づかない訳がない。
ことり(穂乃果ちゃん、ごめんね。海未ちゃんに言われてるの。庇ってばっかりいても穂乃果ちゃんの為にならないからって)
ことりは穂乃果に向かって目配せしながら手を合わせる。
穂乃果(ことりちゃん…呆れた訳じゃないんだよね?それはそう解釈していいんだよね?)
ことりのその行動が穂乃果の心を救う。そして、同時に理解する。
穂乃果(きっと、海未ちゃんに言われたんだよね?いつも、穂乃果がことりちゃんに助けを求めるから)
その結果、説教中にも関わらず穂乃果の心が安堵から来る幸福感で満たさせれると言う謎の現象が発生する。
穂乃果(ふふっ、良かった。本当に良かったよ)
当然、周りも穂乃果の変化に気がついた。
にこ(穂乃果…あんた、何でニヤニヤしてんのよ。これ以上火に油を注ぐんじゃないわよ)
海未「ですから………穂乃果?何故ニヤニヤしてるのです?」
にこ(ほらぁ…勘弁してよね)
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