ありす「合同ライブ、ですか?」 杏「うへぇ……」
↓ 1- 覧 板 20
4: ◆fuWkWfr/Bc[sage]
2017/10/31(火) 21:06:30.54 ID:vBR8DJ32o
ありす(この人達の中に私も混ざるのかと思うと、緊張から資料を持つ手が強張ってしまいます)
ありす(そして、そんな人たちのファンが集まる会場……数万もの視線を考えると、頭がぼぉっとするようでした)
モバP「――って感じで、二人には全体、臨時ユニット、ユニットでの三つの種類の曲を。杏はさらに個人曲を歌ってもらう」
杏「杏はいいからありすちゃんに枠を譲ってあげてよ」
モバP「いい先輩っぽく振る舞おうとしても楽しようって考えているのが丸分かりだし、それはソファに寝転んだまま言うセリフではないな」
モバP「とまあ、ごめんね、橘さん。枠を用意してあげられなくて」
ありす「いえ、構いません。当然の判断ですよ」
ありす(このプロダクションのオールスターじみた面子に私を入れるのだけでも、相当プロデューサーが頑張ってくださったのだということくらいは分かります)
ありす(そのうえソロ曲の枠を、だなんて高望みでしょう)
杏「遠慮しなくていいのに」
ありす「杏さんがよくてもファンの皆さんが納得しないでしょう」
杏「そんなことないと思うけどなぁ」
ありす「またそんなことを……」
ありす(杏さんはごろりと寝転がって言いました。なんというか、いつも通りの姿すぎて緊張している自分が馬鹿らしく思えてきます)
モバP「それじゃあ、早速だけどレッスンのスケジュールについて詰めていこうか」
ありす「はい」
杏「はーい……」
62Res/76.88 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20