ありす「合同ライブ、ですか?」 杏「うへぇ……」
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37: ◆fuWkWfr/Bc[sage]
2017/10/31(火) 21:49:05.19 ID:vBR8DJ32o

………

……



 〜レッスン後〜

杏「お疲れさまー」

ありす「お疲れさまです」

ありす(レッスンが終わり、お互いに声をかける)

ありす(今日のレッスンは順調でした。以前ほど疲れが溜まっている感覚もなく、またレッスン中でも特に目立ったミスなどはありません)

ありす(ただ、ライブ直前のレッスンであることを考えると、もう少し……)

ありす「あの、杏さん。少し、お願いしたいことが」

杏「自主練したいって言うんでしょ? ちょっと物足りなそうにしてたから分かるよ」

ありす「私、顔に出てましたか?」

杏「そんな露骨じゃなかったから安心していいよ。ま、そういうことなら杏もちょっと残って練習するかな」

ありす「えっ」

ありす(おかしな言葉が聞こえた気がしました)

ありす「……あの、失礼します」ピトッ

杏「……なに、急に」

ありす「いえ、熱でもあるんじゃないかと」

杏「なんちゅーテンプレートな反応を」

ありす(気が動転して、杏さんに熱があるのではないかと疑ってしまいました。逆に、私に熱があって幻聴を聞いたのではないかとも)

杏「って違う。杏だって気になるところがあっただけだよ」

ありす「本当ですか?」

杏「本当だよ」

ありす「そうですか……それでは、よろしくお願いします」

杏「はーい」

ありす(そういえば、以前にここに来たときも私は居残りレッスンしてたっけ。あのときは杏さんは後ろで見ていてくれて。でも……今は隣にいるんですよね)チラッ

杏「どうかした?」

ありす「いえ、なんでもありません」

杏「じゃ、始めよっか」

ありす「はいっ」

ありす(不思議な昂揚感を抱えたまま、私は自主練を始めました)



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