ありす「合同ライブ、ですか?」 杏「うへぇ……」
↓ 1- 覧 板 20
31: ◆fuWkWfr/Bc[sage]
2017/10/31(火) 21:41:06.32 ID:vBR8DJ32o
モバP「そろそろ杏にも一押し必要だと思ったんだ。年下、しかも性格の真逆な後輩ができればいい刺激になると思ってさ」
杏「それでありすちゃんを攫ってきたわけ?」
モバP「攫うって人聞きの悪い……」
杏「いや、話を聞いてる限りだとそうとしか聞こえないから」
モバP「いやいや、橘さんにも必要なことだと思ってやったんだからな?」
杏「ええー……?」
モバP「確かに橘さんはクール方面で売り出してもいいと思う。本人もそう望んでる。けど、彼女はまだ幼い」
モバP「影響を受ければそのまま本人の方向性が決まってしまいかねない。自分が憧れるような人が相手だと、特に」
モバP「それだと面白くない。俺は彼女をオンリーワンの個性として成長させてあげたかった。杏みたいにな」
モバP「オーディションの映像を見て、それから面談をして確信した。だから、あえて真逆の性格のアイドルである杏と接させようと考えたんだ」
杏「ふーん……でもさ、その計画って穴があるよね」
モバP「というと?」
杏「杏がありすちゃんと接しようと考えなきゃ成立しないし、ありすちゃんが杏に愛想を尽かしたらそれもまた失敗なわけで。リスクが高すぎない?」
モバP「はは、自分で言うのか。でも、俺はそんな心配はしてなかったよ。杏を信じてるからな」
モバP「まあ、結果として杏は橘さんの面倒を見てくれたし、橘さんも杏からいい影響を受けてるわけだから、作戦は大成功だったわけだ」
杏「……なにそれ」
モバP「まあ橘さんもアイドルとしての自分ってものを段々理解し始めたみたいだから、今回の合同ライブで速水さんと鷺沢さんの二人とユニットを組んでもらったわけだ」
モバP「彼女らが橘さんのイメージ通りなアイドルだったからか多少焦ってはいるみたいだけど、このくらいだったら大丈夫だろ」
杏「……ふーん」プイッ
62Res/76.88 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20