8:名無しNIPPER[saga]
2017/10/31(火) 19:36:48.63 ID:pWPwWQzB0
アルベド「――そう、この祭事の真の目的はスパイ対策の強化。普段とは違う一面を持つ、つまり別人に変身した者を見抜く訓練なのよ!」
デミウルゴス「……アルベドに先に言われてしまいましたが、概ねその通りです。付け加えるならスパイ役は潜入工作の訓練にもなります。アインズ様がモモンとして上手く潜り込めたのはこういった経験が生きたのなのかもしれません」
シャルティア「なんと……流石はアインズ様……」
9:名無しNIPPER[saga]
2017/10/31(火) 19:37:42.22 ID:pWPwWQzB0
マーレ「え、えっと、それじゃあ僕たちは当日どうすればいいんですか?」
アルベド「私たちでスパイ役をやりましょう。アインズ様が変身なされても、オーラが強すぎて私たちには分かってしまうから」
アウラ「それじゃあ、探偵役は?」
10:名無しNIPPER[saga]
2017/10/31(火) 19:41:43.02 ID:pWPwWQzB0
――ハロウィン当日――
アインズ「ほう、つまり誰が誰に化けているか当てるゲームということだな。なかなか面白い催しじゃないか」
アインズ「(何でハロウィンパーティーがそんな変なイベントになったんだ?みんなで仮装したり変身したりして、わいわい楽しんでもらえればと思っただけなのに)」
11:名無しNIPPER[saga]
2017/10/31(火) 19:43:01.89 ID:pWPwWQzB0
アインズ「さて、まず守護者が休日にどのように動いているかを知る必要があるな。ナーベラル、お前は守護者の面々と遊んだりはしないのか?」
ナーベラル「私は自室でゆっくりすることが多いので、あまり守護者の方々と出かけたり等はしません。マーレ様も自室で寝ていることが多いと聞きます」
アインズ「そうなのか、他の守護者がどのように過ごしているか知っているか?」
12:名無しNIPPER[saga]
2017/10/31(火) 19:43:46.17 ID:pWPwWQzB0
デミウルゴス「これはアインズ様、お早いご到着で。ナーベラルもご苦労様です」
ナーベラル「おはようございます、デミウルゴス様」
アインズ「やあ、デミウルゴス。元気そうで何よりだ。しかし、まるで私が来ることが分かっているかのような口ぶりじゃないか」
13:名無しNIPPER[saga]
2017/10/31(火) 19:44:43.38 ID:pWPwWQzB0
ナーベラル「……いえ、結構です。飲み物をお召しにならないアインズ様の前でそのような真似などできません」
アインズ「そうか?私がデミウルゴスと話している間に手持無沙汰になっても悪いと思ったんだがな」
ナーベラル「お心遣い感謝いたします」
14:名無しNIPPER[saga]
2017/10/31(火) 19:45:47.38 ID:pWPwWQzB0
アインズ「他の守護者たちはどう思っていると思う?」
デミウルゴス「シャルティアなどは、ナザリックの防衛任務という大役に就いてはいますが、現状だとアインズ様に力を見ていただく機会がなく、それをもどかしく思っているやもしれません」
アインズ「……なるほど、よくわかった。では彼女にはどのような仕事が向いていると思う?」
15:名無しNIPPER[saga]
2017/10/31(火) 19:51:18.15 ID:pWPwWQzB0
コキュートス「……流石アインズ様。シカシ、何故オ分カリニナッタノデスカ?」
アインズ「デミウルゴスは厳しい態度を取ることもあるが、自分の仲間を裏で貶すような真似はしないからな」
コキュートス「……ソレハ、デミウルゴスニモ悪イコトヲシマシタ」
16:名無しNIPPER[saga]
2017/10/31(火) 19:53:49.58 ID:pWPwWQzB0
ナーベラル「さすがはアインズ様、こうも簡単に見抜かれてしまうとは」
アインズ「守護者とは接する機会も多いからな。話していけば違和感から気づけるものだ」
ナーベラル「なるほど。守護者の方々が羨ましい限りです」
17:名無しNIPPER[saga]
2017/10/31(火) 19:56:51.13 ID:pWPwWQzB0
アルベド「アインズ様、おはようございます。ナーベラルもおはよう」
シャルティア「アインズ様、ご機嫌麗しゅう存じんす。ナーベラルもよく来たでありんす」
アウラ「お、おはようございます!アインズ様!ナーベラルも」
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