13:名無しNIPPER[saga]
2017/10/31(火) 19:44:43.38 ID:pWPwWQzB0
ナーベラル「……いえ、結構です。飲み物をお召しにならないアインズ様の前でそのような真似などできません」
アインズ「そうか?私がデミウルゴスと話している間に手持無沙汰になっても悪いと思ったんだがな」
ナーベラル「お心遣い感謝いたします」
14:名無しNIPPER[saga]
2017/10/31(火) 19:45:47.38 ID:pWPwWQzB0
アインズ「他の守護者たちはどう思っていると思う?」
デミウルゴス「シャルティアなどは、ナザリックの防衛任務という大役に就いてはいますが、現状だとアインズ様に力を見ていただく機会がなく、それをもどかしく思っているやもしれません」
アインズ「……なるほど、よくわかった。では彼女にはどのような仕事が向いていると思う?」
15:名無しNIPPER[saga]
2017/10/31(火) 19:51:18.15 ID:pWPwWQzB0
コキュートス「……流石アインズ様。シカシ、何故オ分カリニナッタノデスカ?」
アインズ「デミウルゴスは厳しい態度を取ることもあるが、自分の仲間を裏で貶すような真似はしないからな」
コキュートス「……ソレハ、デミウルゴスニモ悪イコトヲシマシタ」
16:名無しNIPPER[saga]
2017/10/31(火) 19:53:49.58 ID:pWPwWQzB0
ナーベラル「さすがはアインズ様、こうも簡単に見抜かれてしまうとは」
アインズ「守護者とは接する機会も多いからな。話していけば違和感から気づけるものだ」
ナーベラル「なるほど。守護者の方々が羨ましい限りです」
17:名無しNIPPER[saga]
2017/10/31(火) 19:56:51.13 ID:pWPwWQzB0
アルベド「アインズ様、おはようございます。ナーベラルもおはよう」
シャルティア「アインズ様、ご機嫌麗しゅう存じんす。ナーベラルもよく来たでありんす」
アウラ「お、おはようございます!アインズ様!ナーベラルも」
18:名無しNIPPER[saga]
2017/10/31(火) 19:57:46.31 ID:pWPwWQzB0
アインズ「そ、そうか、そう言ってくれると嬉しいよ。ところでみんないつもと違った格好をしているようだがその衣装はどうしたのだ?」
アルベド「シャルティアが用意いたしました。彼女の部屋にはペロロンチーノ様がご用意した服が大量にありますので」
シャルティア「逆にわらわが着ていんすのは、アウラがぶくぶく茶釜様から頂いた衣装でありんす!」
19:名無しNIPPER[saga]
2017/10/31(火) 20:00:36.20 ID:pWPwWQzB0
アウラ「は、はい!よろしくお願いします!」
アインズ「では、まずアルベド。今日はこうして女性守護者で集まっているようだが、普段はどのように過ごしているのだ?」
アルベド「そうですね、最近は9階層のお風呂に行くようになりました。あとは自室で靴下や服を編んでいることも多いですね」
20:名無しNIPPER[saga]
2017/10/31(火) 20:03:56.51 ID:pWPwWQzB0
アインズ「アルベドに化けているのはシャルティア、シャルティアに化けているのはアウラ、そしてアウラに化けているのはマーレだな」
アウラ「さすがアインズ様!どうしてわかったんですか?」
アインズ「まず最初に分かったのはマーレだな。頑張って真似をしているのは伝わったが、いつものアウラと比べると快活さが足りていなかった」
21:名無しNIPPER[saga]
2017/10/31(火) 20:08:17.39 ID:pWPwWQzB0
アインズ「シャルティアとアウラはほぼ同時だな。質問に対する答えから、どちらがどちらに化けているかは判断できた」
シャルティア「どこがおかしかったんでありんすか?」
アインズ「まず、アルベドは自室にいることは少ないそうだ。裁縫をするときも私の部屋でやっていると聞く」
22:名無しNIPPER[saga]
2017/10/31(火) 20:12:01.80 ID:pWPwWQzB0
アウラ「アインズ様、私はなんでばれてしまったんですか?」
アインズ「……アウラは逆に落ち着きが足りなかったかな。持ち前の明るさが染み出てしまっていた」
アウラ「う、たしかにそうかもしれません」
23:名無しNIPPER[saga]
2017/10/31(火) 20:13:56.01 ID:pWPwWQzB0
ナーベラル「次は5階層ですか?」
アインズ「ああ、9階層にも6階層にもいないのであれば、自分の階層で訓練しているのではないかと推理したのだ」
ナーベラル「流石アインズ様、守護者の方々の行動を完璧に見抜いておられるのですね。まさにその眼、玉座に座られる方に相応しいものかと」
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