6: ◆nySMeRqtqc[saga]
2017/10/30(月) 00:06:04.62 ID:RpO9vcgG0
階段前
雪水「ほ、ほかのやつらも呼ばねえと……」
冷静とは言えないが、とりあえずある程度状況を把握して
今取るべき行動を考える、それができる程度には落ち着いた。
まだ朝のアナウンスはなっていないはずだ。自然と人が集まることはない。
いや、どっちにしても人は呼びに行くが……
とりあえず、寄宿舎へ向かうか。
寄宿舎前
梶原「え、ゆ、雪水君?ど、どうしたの?」
雪水「か、階段、階段に……鈴本の、死体が」
走ってきたせいで息は荒いし言葉は途切れ途切れになっている。
それでも俺の言った言葉の意味を理解したらしい梶原は
ただでさえ悪い顔色をさらに悪化させていた。
梓川「え、ゆ、雪水君……今の話って……」
雪水「あ、梓川、いた、のか」
梓川「うん……鈴本さんが、死んだって……」
雪水「……血も結構出てる。ほかのやつを集めてきてくれないか?
まだ寝てるやつもいるかもしれないし」
梓川「わ、わかった……」
夢川「私も聞こえちゃったよ!僕もついていったほうがいいよね?
死体発見アナウンス、確定で流れるでしょ。犯人を含むか含まないかはどうせわからないしアレ」
梶原「そ、そうだね、ご、ごめん」
夢川「私に謝らなくてもいいよ。僕そんな君にいやなことされたわけでもないし」
梶原「……」
雪水「……とりあえず、階段のほうに向かうぞ」
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