232: ◆nySMeRqtqc[saga]
2018/03/12(月) 23:49:06.97 ID:LYQ/E/BJ0
柔道に出会ったときは感動しました。なにせ、力に対し力で対抗するわけではない。
力という悪をより強い力(あく)でねじ伏せるだなんて、恐ろしいことをするわけではない。
まさに正義のためにある武道だと感じました。(創始者である嘉納治五郎も虚弱体質だった
といいます。それを聞いて私はこの確信をさらに強めたのです)
そして、私は入部し、そこで目覚ましい活躍をしました……自分で言うのも変ですがね。
でも、実際そうでした。プロのコーチでもない、無名の教師に教えられた、
しかも武道そのものに初めて触れたような人間が、瞬く間に多くの賞を獲っていったのですから。マスコミにも取り上げられたことがあるんですよ?
……さて、「超高校級の柔道家」としての話はここまでにしましょう。
いえ、もっと華々しい話はあるのですよ?金メダルを取ったこと、師匠との
修練の日々、応援に来てくれた仲間たち。語ることは決して少なくない。
でも私は、それでも、「古伏春留」としての私の話をしたいのです。
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