鬼姫「わたしの愛は美しいでしょう?」
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4: ◆IULkuZ.Noal.[saga]
2017/10/29(日) 20:12:32.47 ID:hGr+6DsHO

玩具って言っても特殊な玩具だ。

皮膚を灼かれたり削がれたり、鞭で叩かれたり爪剥がされたり、肉を喰われたり。

まあ、他にも色々やられたよ。

どうもこの鬼姫って女は、痛めつけるのが大好きな加虐趣味の変態らしい。

本当の本当に、毎日が苦痛だ。

いや、苦痛なんてもんじゃない。激痛だ、激痛。

ズタズタに傷付けておいて魔法で治すってんだから余計に質が悪い。

何しろ、死にたくても死ねないんだからな。

舌を噛み切ろうとしても、妙な力で自害出来ないようにされちまったんだ。

魔法、まったく忌々しい力だよ。


鬼姫「いいわ。とてもいい……その目で見つめられると、ぞくぞくする」


黙れ。睨んでんだよ、変態女。

小さい頃から気にしていた目つきの悪さ。それを初めて褒めてくれたのが、この変態女だ。

この女の何も知らなかった頃は、それはそれは嬉しかったもんさ。舞い上がるくらいに。

何しろ綺麗だし、肌は真っ白、腕なんか凄く細くて、守ってやりたくなった。



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