鬼姫「わたしの愛は美しいでしょう?」
1- 20
26: ◆IULkuZ.Noal.[saga]
2017/10/29(日) 21:08:09.31 ID:hGr+6DsHO

それも魔族ではなく、人間。

彼以外の男、彼以外の人間。

屑、塵芥。


側近「俺が始末します。鬼姫様が出る必要はありません」


彼の声で話すにあたって、彼と同じように話すよう命令した。

その方が、耳心地が良い。

まだぎこちないけれど、彼女は良くやってくれている。

わたしを、楽しませる為に。


鬼姫「いいえ、遠路はるばる来てくれたんだもの、わたしが出ないと失礼だわ」


戦いを挑むからには、それなりの勝算があるのだろう。

そうでなければ、一人でわたしに挑むなんて有り得ないもの。

魔王傘下の残党と手を組んで、苦労して苦労してここまで来たのだから。

人間や残党からは、勇者と呼ばれていると、部下から聞いていた。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
55Res/42.57 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice