3: ◆QKyDtVSKJoDf[saga]
2017/10/29(日) 16:42:13.85 ID:c9/bqZoV0
女戦士「証拠を見せよう」
ぼく「え、なになに、なんで剣を抜いたのこの人」
女戦士「ほら、ぶっしゃー」
ぼく「わあ自分のお腹刺したよこの人。ぶっとい剣で自分のお腹刺したよこの人」
女戦士「おごぼぼほらな、ぎょぼごぼぜぇんぜん死なないだろぼぼぼごぼ」
ぼく「口から血をごぼごぼさせながらしゃべるのやめてすごいこわい」
女戦士「ずぼーん」
ぼく「わあ抜いた」
女戦士「見て見て、ほら」
ぼく「…え? お腹の傷が…ない?」
女戦士「どうだ? 信じたか?」
ぼく「これは…確かに…いえ、でも……」
女戦士「はいザクーン」
ぼく「わあ喉刺した。なんなのこの人。ちょうこわい」
女戦士「なんかまだ疑ってる風だったから」
ぼく「もう喉の傷ねえし……わかりましたよ。信じますよ」
女戦士「よかった。これで疑われたら今度は縦に真っ二つになるところだった」
ぼく「そんなもん一体どうやって……あ、やめて、なに剣を自分の頭頂部に当ててんの、いいですいいですやろうとしなくていいですごめんなさいゆるして」
女戦士「信じてくれたか」
ぼく「信じます、信じます……もう、心臓に悪いなあ」
ぼく「しかし……ははぁ、なるほど。それでこんな山奥の家まで訪ねてきたんですね?」
女戦士「うん、下の町で噂を聞いてな」
女戦士「お前、怪しげな術を研究している魔女なんだろう?」
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