【艦これ】提督「クソッタレな世界を」長門「生き残るために抗おう」【安価スレ】
1- 20
64: ◆k5OCMHkyEc[saga]
2017/11/02(木) 00:53:54.15 ID:KDtnLI6e0
はぁ、と大きなため息を吐いて机に伏せる。

提督が今知っていることが少なすぎるため、考えから不確定要素が消えないのだ。

――誰か、色々な情報を知ってる人が来てくれたら。

「ちーっす。提督、元気になったんだって?」

「もう、はしゃいじゃって鈴谷ったらはしたないですわ」

「熊野だってソワソワしてたじゃん?」

「そ、それは言わないって約束したじゃありませんの!?」

その願いが神へと届いたのか、執務室に二人の来訪者が。

頭脳派の艦娘ではなかったが、提督には二人が救世主のようにも見えた。

「提督、なんでそんな神を崇めるような目してんの…?」

「タイミングが神だからさ…」

提督は、今まで何をしていたかを鈴谷たちに説明する。

「はっはぁ〜ん…。それで鈴谷たちが神様に見えたってわけね」

「私たちが持っている情報で良ければ、教えますわよ」

「本当に助かるよ」

熊野は、机に広げっぱなしにしている海図にメモをしていく。

「私たちのいる場所はここで合っていますわ。そして、現在リンガ泊地は拡張予定ですの」

「鈴谷たちの航空隊が確認したから、間違いないよ〜」

「資材の搬入量から考えて…。付近の小さな無人島にも簡易型の港を設置するようですわね」

「艦隊の配置可能数を増やすつもりか…。大規模な敵襲に備えてるのかな」

リンガもまた、ラバウルと同じく激戦区である。補強する理由としては、それだけでも充分だ。

「しかし…。よりにもよって、泊地の拡張よりも港増設に資材を充てるのか…?」

何かきな臭いものを感じるが、提督はそれがどういうものかが分からない。

「…いや、遊撃しやすくするための増設の可能性もあるか」

――今は、出来ることを見つけるのが優先だ。


まぁ、安価は嫌いではないけれど…。↓2


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
301Res/229.64 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice