【艦これ】提督「クソッタレな世界を」長門「生き残るために抗おう」【安価スレ】
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◆k5OCMHkyEc
[saga]
2017/10/30(月) 01:28:13.49 ID:v0KaiZL80
「あの時は辛かったよ…。司令官があんな命令を出すとは、信じられなかったからね…」
涙が収まり、いの一番に口を開いたのは響。
淡いライトブルーの髪は黒く変色していた。
「そうだよな…。辛かったよな…。俺があんな命令を出さなかったら…」
「それは駄目だよ」
首を振って、響はそれを否定する。
「あの命令がなかったら、司令官は死んでいた。だから、きっとこれが最善だよ」
最善なんてない、と提督は心の中で漏らす。
「…この話はたらればでしかないよ。皆ここで生きている。私はそれだけでいいと思う」
「…そうだな」
咎められないのが、辛かった。自分の責任で起きた惨劇なのに、悪くないと庇われてるのが。
「そうよ!司令官が生きてるんだから、それでいいじゃない!」
「そ、そうなのです!司令官さんがここにいるなら、電たちがやったことにも意味があるのです!」
「ま、まあ?れでぃーの私はこれ以上欲張らないし?でっでも、ほうびはあってもいいわよね!?」
ずいっと顔を近づける暁。その大きな瞳に吸い込まれそうだ。
「…ありがとな。俺なんかのために」
褒美になるのか分からないが、一人一人順番に頭を撫でていく。
――思えば、昔もこうやって撫でていたな。
最近のことなのに、随分と懐かしく感じる。
「荷物も運んでくれたんだってな…。皆よく頑張ったよ。…俺が言っていいことじゃないだろうけど」
「えへへ。もっと私たちを頼ってくれてもいいのよ?」
――この言葉も懐かしい。ちょっと変わってるけど。
もう一度、皆を抱きしめる。そして、自分の罪の重さを再認識した。
――こんなに真っ直ぐ信じてくれてた娘を、俺は。
「してほしいことがあったら言ってくれ。俺に出来ることなら何でもするよ」
「あ!それじゃあ…」
第六駆逐隊は皆で顔を見合わせて、料理本の一ページを指差す。
「今度、このオムライスを味見して!」
皆のお願いはとても可愛らしかった。思わず、微笑んで応えてしまった。
許されるか分からなくても。否定されるとしても。それでも。
――俺は謝らないといけない。そうしないと、罪を、怒りを受け入れることすら出来ないから。
※本日はここまでです。次回は今週の火曜日(夜)予定です。駄文で申し訳ございません。お疲れ様でした。
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