【艦これ】提督「クソッタレな世界を」長門「生き残るために抗おう」【安価スレ】
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38: ◆k5OCMHkyEc[saga]
2017/10/29(日) 23:01:25.98 ID:NDO9ejrc0
「…私も、名前はない」

次に口を開いたのは、こちらが『北方棲姫』と呼んでるものだ。

実際に見てみると、写真よりも幼く見える。

「よろしく…」

ペコリ、とお辞儀をする北方棲姫に対して、提督の表情は苦々しい。

それと言うのも、色々な特殊作戦で、三式弾を搭載した長門たちに攻撃をさせていたからだ。

昔、作戦とはいえ何度も傷付けてしまったから、気まずいのだ。

「あの時は仕方なかった。だから気にしてないよ」

「う…」

穢れない瞳で、真っ直ぐ見据えられて思わず目を背ける。

――どうして、皆俺を敵視しないんだ。

レ級が話し始めてから、和やかな雰囲気が漂い続けている中で小さく呟く。

心を読んだように、北方棲姫が話し始める。

「今の提督は、私たちにとって、あの時助けられたヲ級…で合ってる?と同じ」

「だから、私たちも助ける。これが恩返しだって、お姉ちゃんに教えてもらったから」

「――」

――無駄じゃ、なかった。

提督は涙を流しながら、思う。

もし自分が助けてなかったら、襲撃された時点で死んでいた。いや、そもそも襲撃も起きず、射殺されていた。

自分が正しいと思ってしたことが今、実を結んだことを理解して、涙が流れた。

「大丈夫…?」

心配そうに、下から見上げてくる北方棲姫に、大丈夫、とだけ伝える。

その目には、少しずつ光が戻っていく。提督の心も、少しずつ前を向き始めた。


私自身も…時々安価が要りますね。↓2


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