【艦これ】提督「クソッタレな世界を」長門「生き残るために抗おう」【安価スレ】
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255: ◆k5OCMHkyEc[saga]
2017/12/06(水) 23:58:00.18 ID:Dint8LZe0
書類を見て、一つ気になることがあったため、それを問う。

「執着心が損なわれている…ってどういうことなんだ?」

「んー…」

人差し指を唇に当てて、黙考する明石。数秒して、口を開いた。

「何というか、『死ぬのが怖くない!』って感じですかねぇ。一度経験したから、なのかもしれません」

飛び込みとかと同じ感覚なのだろうか、と提督は思う。

したことは一度も無いのだが。

しかし、良くない傾向だとも思う。

このままでは、自分の命を軽視した行動を取りがちになってしまいかねない。

「…だけど、死んだらそこで全てが終わるんだ。…しないでくれ。絶対に」

「分かってますよぉ。恐怖心が無くなったりしただけで、死にたいわけじゃないですし」

「…でも、恐怖心が無いのか危険なことだよ」

恐怖心が無いということは、どんなに危険なことでも、躊躇わずに実行出来るということだ。

死ぬ気がある無いとかは関係ない。そんな行動を起こせることが問題なのだ。

「…まぁ、恐怖心があるのは、自己防衛のためらしいですしね。無いと困ることもあるかもしれませんね」

「恐怖心があったが故に、人間は進歩してきた。それを失うのは、不味いことなんじゃないかな…」

死ぬのが怖いから医療が発展した。夜が、暗闇が怖いから、光源に関する技術が確立した。

――殺されるのが怖いから、敵を殺す武器が造られた。

「…提督の言うこと、私は良く理解出来ないですけど。だけど、心配してくれてるのなら、嬉しいですね」

「心配だよ…。もう二度と、喪いたくないから…」

前に進む意志は持っているが、それとこれとは別である。

大切な人を喪うことの辛さ。それを忘れてしまっては、人として終わってしまうだろう。

「…だから、そんなことが起きないように、俺が頑張らないといけない」

「それが、俺なりに考えたケジメでもあるんだ」

「…提督が望んだことなら、私は何も言いません。決断することは提督に、人間にしか出来ないことですからね」

それは、自分という存在が兵器でしかない、と暗に示しているようだった。

「…暗い話はやめです!やめや」

「ゴーヤ!戻りましたー!」

「なの!」

暗い雰囲気をぶち壊す潜水艦組、爆誕。


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