【艦これ】提督「クソッタレな世界を」長門「生き残るために抗おう」【安価スレ】
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◆k5OCMHkyEc
[saga]
2017/11/19(日) 00:46:18.17 ID:0MW1USSF0
誰もいなくなった執務室を後にして、廊下を歩く。
外には神秘的な光景が広がっているはずだが、人間でしかない提督の目では、僅かに光が差していることしか分からない。
急いでいたとはいえ、先ほど声を掛けてきた金剛を放っておいてしまった。
そのことが申し訳なく思った提督は、金剛を捜しに行く。
一番人が多いであろう食堂に行っても、金剛はいない。
どうしたものかと頭を悩ませる提督。そんな彼に、一人の艦娘が声を掛けた。
「提督さん、そんなとこに突っ立って、何かあったん?」
「浦風か。いや…ちょっと金剛を捜していてな…」
小首を傾げて、下からこちらを覗き見る浦風。
提督の言葉を聞いて、浦風は開いた口を押さえる。
「…どうした?」
「あ、いやぁ…。金剛姉さんなら、風呂に少し前に入ってったんよ」
物騒なことを呟いていたことは、敢えて言わない。
「そうか…。しばらく待たないといけないかな」
「んー…。あ!ちょい待っとって!」
そう言って、小走りで浦風は走っていく。
待つこと数分。手にトランプを持って、浦風は戻って来た。
「待つなら、何か娯楽は必要じゃけんねぇ。うちとしては、おしゃべりしたいんだけど。気を遣わせるのも、どうかと思うてな」
「…お話くらいは大丈夫だけど」
どこか表情の暗い提督を見て、浦風は考え込む。
「うーん…。提督さん。ご飯、ちゃんと食べとる?」
今日は食べた、とだけ返す提督。
その言葉を聞いた浦風は、途端に不機嫌になる。
「…駄目じゃ!じゃけんそんな顔しとったんやね!」
ずいっ、と顔を近づける浦風は鬼気迫って見えた。
「ご飯は元気の源じゃ!ちゃんと食べてちゃんと寝る!そうせんと、何も出来んよ!」
「う…」
タジタジになる提督を見て、浦風の表情は申し訳なさそうになる。
「…まぁ…。昨日は色々あったけえしゃあないし、その前も…うん…。急にごめんね…」
「…ご飯を食べる時間はあったんだ。食べてなかった俺が悪いよ」
「ううん。悪いのはうちらじゃ」
「いや、俺の方だよ」
一進一退にすらならない、責任の押し付け合いならぬ請け負い合い。
そんな茶番も、やがて終わりを迎える。
「Mmm…。紅茶の茶葉が少なくて困るネー。…提督ぅ!?」
軽く上着を羽織っただけの金剛が、食堂へとやって来た。
「あ、金剛姉さんが来たけえ、うちはもう退散するね!」
猛ダッシュで宿舎へと走っていく浦風。ミニスカートなのは気にしていないのか。
「…すまないが前は隠してくれ。あと、少し話がしたいんだけど、時間はあるかな?」
「おOKOK。今からでも大丈夫ですヨー」
小走りで進む金剛の後を、提督はついて行く。
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