【艦これ】提督「クソッタレな世界を」長門「生き残るために抗おう」【安価スレ】
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139: ◆k5OCMHkyEc[saga]
2017/11/11(土) 01:13:23.04 ID:uzPA2/tE0
「はぁ…。はぁ…。こんな作業を毎日フルでしてるなんて…。凄いな…」

「お疲れ様です提督。はい、お礼の間宮アイスですよ」

コトリ、と机に置かれた間宮アイス。

「あ、ありがとう…」

しかし、満身創痍になっている提督は口を付けることが出来ない。

「辛そうですね…。伊良湖で良ければマッサージいたしますよ?」

「いや…大丈夫…」

どう見ても大丈夫そうに見えない提督を心配する伊良湖。

なお、鳳翔は昼食用の仕込みのため、絶賛食材と格闘中である。

「でも、ここにこれて良かったわね。伊良湖ちゃん」

「はい。あの鎮守府にいても、楽しいことは無かったですから」

そう話している二人の表情は深刻だ。

「何かあったのか…?」

机に突っ伏したままの提督の質問に、二人は答える。

「はい。少なくとも、大将たちは残された資料や資源のことでずっと揉めてました」

「苛立ってたのか、ご飯にすら難癖を付けてきたんですよ…。おかげでご飯を作りたくなかったですもん…」

「それにセクハラ行為も度々行われましたね。まだ接触程度なのでマシな方でしたが」

「うわぁ…」

どこまで上層部は腐っているのだろうか。正直怒りが収まらない。

「でも、提督たちはいつも美味しそうに食べてくれますから、作ってて楽しいですよ」

「はい!ご飯は皆で楽しく食べるものですからね!利権争いをしながら食べるものじゃないですから!」

伊良湖の声に感情が異常なまでに篭っている。さぞかし酷い目に遭ったのだろう。

「…色々と大変だったんだな。そっちも」

「まぁ…。はい…」

「ほ、ほら提督さん!間宮さん特製の間宮アイス、早く食べないと溶けちゃいますよ!」

「あ、ああ。そうだな」

何か誤魔化された気がしないでもないが、詮索しない方がいいのだろう。

気持ちを切り替えて、器に丁寧に盛られたアイスにスプーンを沈める。

硬いようで軟らかい、絶妙な硬さのアイスは、口に入れた途端に溶けていく。

優しくも濃厚な甘さが口いっぱいに広がり、それほど主張するでもなく静かに消える。

控えめに言って、至高のアイスクリームだ。

「美味しいよ。ありがとう、間宮」

「いえいえ、喜んでくれたのなら、作ったこちらも嬉しいですよ」

微笑む間宮の顔を見ると、こちらまで気分が良くなってきた。


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